December 2010
●イノベーションのためのオープンなネットワークが、世界中の専門家への迅速なアクセスを可能にする
●プロセシングとストレージの新技術が、情報処理の方法を根本的に変える(※世界はペタバイトの時代に入り、10~15年以内に量子コンピューティングが現実的な可能性を帯びる)
●大量生産は、複雑な製品・サービスのオンデマンド・カスタム生産に取って代わられる(※小さく俊敏な企業が顧客の関心を集めることで、大メーカーと効果的に競争していく)
●企業は、「コネクター」となることによって、その価値を高めていく(※企業は引き続きアップルのiPhone型の価値創造を追求する。すなわち製品をクリエートするのではなく、市場をホストし、生産者と消費者をコネクトすることから収益を上げる)” —未来学者アルビン・トフラーが予測する 今後の40年を左右する「40の変化」|World Voiceプレミアム|ダイヤモンド・オンライン
彼ら彼女らは若くからはなやかな業績や作品を生み出し、高い評価を受け、すてきなスピードで社会的なプロモーションを果たした。
彼らは自分の才能の効率的な使い方については十分に知っていたが、「才能とは何か?」という一般的な問いを自分に向けることはあまりなかったようである。
なにしろ、生まれたときからずっと才能があり、才能がいきいきと活動している状態が天然自然なので、あらためて自分の才能の構造や機能について省察する必要を感じなかったのである。
それも無理はないと思う。
でも、ある程度生きてくれば、現在自分の享受している社会的なアドバンテージのかなりの部分が「自己努力」による獲得物ではなく、天賦の贈り物だということに気づくはずである。
それに対して「反対給付義務」を感じるかどうか、それが才能の死活の分岐点である。
反対給付義務とは、この贈り物に対して返礼の義務が自分にはあると感じることである。
贈り物がもたらしたさまざまな利得を自分が占有し退蔵していると「何か悪いことが起こり、自分は死ぬことになる」と感じることである。
才能がもたらしたアドバンテージは「私有物」ではない。だから、返礼をしなければならない。” —才能の枯渇について (内田樹の研究室)
ファンやフォロワーや顧客がいる場合、何をしても必ず2%の人の気分を損ねることになる。そしてそうした人たちは大声を上げるので残りの98%の満足している人よりもずっと目立って見えるはずだ。
するとこれには二つしか対処の仕方がないように思える。イノベーションをやめて停滞するか、それとも残りの 98% を喜ばせるために大胆に進むか。
” —2%の声で書き、2%の反応を無視すること | Lifehacking.jp連続幼女誘拐殺人事件、神戸連続児童殺傷事件、和歌山毒物カレー事件、長崎男児誘拐殺人事件、秋田児童連続殺人事件、英国人女性殺害事件、地下鉄サリン事件、山梨幼児誘拐殺人事件、名古屋女子大生誘拐殺人事件、死亡ひき逃げ事件、5000万円恐喝事件、子猫虐待事件…。
凶悪事件の加害者の家族や親戚たちも、相当に悲惨な生活を強いられているという実態を、個々の事件で明らかにする。加害者の逮捕の直後から、家族に対する誹謗中傷、個人情報の流出、私生活の暴露が始まる。そして失職、転居、離婚、高額の損害賠償請求などありとあらゆる不幸が降りかかってくる。あまりの絶望やストレスによって自殺する家族も少なくない。
そして現代において凄まじいのが、インターネットによる個人情報の流出や、2ちゃんねる、まとめサイトなどによる加害者周辺情報の暴走である。「祭り」の「燃料」として投下される加害者の周囲の情報はあっという間に集約されて、家族の個人情報が特定される。「電凸」(電話による突撃)や中傷記事、写真の公開といった悪意が、加害者家族を襲う。
日本と米国における加害者の家族の比較が興味深かった。米国でも日本でも、加害者家族には大量の手紙が届くのだが、日本ではもちろん内容は、家族が起こした事件への非難と攻撃である。ところが米国では、あなたたち家族のために祈ります、のような激励が多いらしいのだ。罪は個人にあって家族にあるわけではないという個人主義の文化が背景にあるようだ。
「身内から逮捕者が出ることによって、家族は混乱し、崩壊の危機に直面する。その家族を支援することによって、逮捕者が出所する時の受け皿とすることができ、ひいては再犯のリスクを減らすことになる。」と、著者は身内の犯罪で生き地獄に落とされる日本の家族を救うしくみがないことを問題視する。
凶悪犯罪が起きるとワイドショーや週刊誌は加害者家族の動向も報道する。だが、それもネタとして視聴者が飽きるまでの短期間に過ぎず、その後に彼らがどういう生活を送るのかは、知られてこなかった。その悲惨な実態の記述に、日本は加害者家族への風当たりが本当に強い国なのだということを改めて実感した。
” —加害者家族 - 情報考学 Passion For The Future